|
マンゴー |
'11年 10月 01日
|
|
|
チェリモヤ・マンゴスチンとともに世界三大美果と言われるマンゴー。
美果とは味のよい果実のことです。カロテンが緑黄色野菜に匹敵するほど豊富に含まれているマンゴーは、美味しいだけでなく食べた人も美しくしてくれる美果ともいえるでしょう。
一過性のブームで終わることも多い中、マンゴーはもの珍しいトロピカルフルーツから定番フルーツとしての地位をしっかりと確立したようです。
|
|
|
スダチ |
'11年 09月 15日
|
|
|
秋刀魚の塩焼きや松茸の土瓶蒸しに添えられている緑色のスダチを、ぎゅっと絞る。もちろんそのままでも秋刀魚や松茸はじゅうぶん美味しいけれど、スダチの手絞りは秋の味覚をより一層楽しむためのプロローグでもあります。
|
|
|
クルミ |
'11年 09月 01日
|
|
|
バレエ作品の題材として有名な「くるみ割り人形」は、ドイツの伝統的な工芸品です。兵隊さんの形をした人形の口にクルミを入れ、背中のレバーを引くとクルミが割れる仕組みになっています。ただ実際に綺麗に割れるかといえばそうともいえず、実用品としてよりも飾りものとしての意味合いが強いものです。一般的に頑丈なクルミの殻を割るのに用いられているのはペンチのようなくるみ割り器で、ホームセンターなどで手に入れることができます。
|
|
|
食用ほおずき |
'11年 08月 15日
|
|
|
赤橙色に色づいたほおずきは、遠くから見るとまるで小さな提灯をいくつもともしているかのように見えます。ほおずきを漢字で書くと「鬼灯」。ここでの「鬼」は「目に見えない霊魂」という意味があります。盂蘭盆(うらぼん)のころに熟すことから盆花として飾られることも多いほおずきは、先祖の霊をお迎えする灯(迎え火)にも見立てられているのです。
さて、このほおずきに食用のものがあるのをご存知でしょうか。
|
|
|
青パパイヤ |
'11年 08月 01日
|
|
|
昨冬話題となった映画「ノルウェイの森」の監督・脚本家であるトラン・アン・ユン。ベトナム出身である彼の処女作品「青いパパイヤの香り」は、1993年度カンヌ映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞するなど高い評価を受けている作品です。この中に、何度も登場しているのが青いパパイヤを使ったサラダ ・・・
|
|
|
スモモ(プラム) |
'11年 07月 15日
|
|
|
「李下に冠を正さず」
「李」とはスモモのこと。スモモの木の下で冠を直すと、スモモの実を盗んでいるように見えるという中国の故事に由来する言葉(故事成語)です。つまり、不用意に人から疑われるようなことはするな、紛らわしい行動はするな、ということ。
日本でも古事記や万葉集に「李」という言葉が登場しています。スモモは中国揚子江から日本に及ぶ地域に起源すると言われていますが、ここから世界へと広がりさまざまな品種が生まれました。
|
|